ステンレス鋼の粒界腐食 |
昭和55年度 |
原 卓雄 |
| 県内において溶接用材料として使用されるステンレス鋼は種々あるが、SUS304の板厚6mm以下のものが多く使用されている。また、溶接機においてはMIG、TIG、プラズマアーク、交流アーク溶接機等が使われているが、設備の関係および使い易さ等から交流アーク溶接機が最も多く使用されている。このとき、ステンレス鋼と同じように考え、アーク音がやさしいということで指定された溶接電流値の最大値あるいはそれより高めの溶接電流値を使用する傾向にあり、それに伴い棒焼けおよび熱影響部へのクロム炭化物の析出等が問題となってくる。ここでは、最も多く使用されている板厚3mmのSUS304に被覆アーク溶接を行い、その溶接電流値により粒界腐食の程度がどのように変化するかを調べるとともに、ビード形状、スパッター発生量、硬度等についても検討した。なお、固溶化熱処理を行ったものについても比較検討した。 |
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