鉄筋コンクリート用棒鋼ガス圧接継手の押しねじの影響(I) |
昭和58年度 |
高畑三郎 |
| 香川県産業技術センターで取扱う依頼試験のうちで、鉄筋コンクリート用棒鋼(以後は異形棒鋼とする)の本数は、昭和57年度で、619本であり、毎年この程度の数がある。 このうちでガス圧接した異形棒鋼(以後は圧接異形棒鋼とする)の引張試験をすると、カップアンドコーン型の破断をするよりも傷を起点とするせん断型破断のほうが多く、引張強さが61kgf/mm2から51kgf/mm2までばらつく現象がみられた。 傷の種類としては、圧接器に2本の異形棒鋼を固定するための押しねじの痕跡が一番多かった(以後はチャック傷とする)。 このチャック傷の形状は、3つの要因によってきまると考えられる。(1)押しねじの先端部の形状、(2)鉄筋を把持するために押しねじ加えるトルク、(3)鉄筋端同士を押し付ける軸方向の力がそれである。 圧接加熱の破断強度に対する熱影響については、チャック傷のそれに対する影響の方が非常に大きいと考えられるので、今回は取り上げないこととし、チャック傷を機械的に作って、ガス圧接のときと同じ引張強さと、同じ破断面が発生することを確認し、適切な圧接方法を検討することにした。 本報告では、実験に取りかかる前の調査及び測定について中間報告をする。 |
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