香川県産業技術センター研究報告概要

焼成を必要としない廃棄物原料を利用した外壁タイルの開発

―炭酸固化体表面への防水性の付与―

平成16年度

白川 寛,近藤祥人

 昨年までの近藤らの報告1)により,消石灰と無機粉末で構成される成形体を密閉容器中,二酸化炭素を所定の条件で供給し,炭酸固化反応を行うことで極めて短時間で炭酸固化体が得られことがわかった.同時に,この炭酸固化方法を用いて,廃棄物を原料とした外壁タイルの開発を行い,消石灰と廃棄物を原料としても,タイルとして十分な曲げ強さを持つものが得られている.しかし,炭酸固化体は,多孔質体であるため,水をよく吸収し,そのまま外壁材として使用することができない.この問題点を解消するため,炭酸固化体表面に防水性能を施す目的で本開発を行った.

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