香川県産業技術センター研究報告概要

ステンレス鋼およびニッケル基超耐熱合金の正面フライス加工

平成16年度

佃  昭,坂東慎之介

 本報では,前報1)2)に引き続き,難削材の正面フライス加工時の被削性について検討を行った.今回の実験では,MQL(Minimal Quantity Lubrication:極微量潤滑油供給方式)の適用についても検討を行った.実験に用いた被削材は,ステンレス鋼であるSUS304,SUS440C,SUS630とニッケル基超耐熱合金であるインコネル600とインコネル718の合計5種類である.実験の結果,これら金属材料の正面フライス切削時の被削性は,SUS630>SUS304>SUS440Cおよびインコネル600>インコネル718の順であった.また,SUS630およびインコネル600にMQLを適用すると,工具寿命が飛躍的に改善された.

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