手延べ半生うどんにおける茹でめんの品質に及ぼす水質の影響 |
平成16年度 |
末澤保彦 |
| 自家の井戸水で半生うどんを長時間茹でると,うどんが崩壊し溶け出す現象が発生したとのクレームが生じたので,井戸水等の水質と煮崩れ現象の関係を解明し,その対策を検討した.クレームが生じた井戸水のpH,電気伝導度,硬度及び総アルカリ度は他の水と比べて高かった.井戸水での茹で試験の結果,井戸水の総アルカリ度が高いため重炭酸塩が加熱により脱炭酸し,ゆで汁のpHが約9まで上昇することにより,グルテンの結合が弱まり,でんぷんやグルテンなどのたんぱく質が溶出したため,麺が崩壊することが判明した.酢酸などのpH調整剤を加えることによりpHの上昇を抑制し,麺の崩壊を抑制できることが判明した. |
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