香川県産業技術センター研究報告概要

ステンレス鋼を被削材としたMQL加工に関する研究

平成17年度

熱田俊文,佃  昭

 環境対応型切削加工であるMQL加工を各種ステンレス鋼(SUS304,410,430,630)の旋削加工に適用し,工具寿命,工具摩耗形態や切削抵抗に及ぼす影響を調査した.その結果, 切削抵抗についてはSUS410,430の低切削速度域においてMQLを適用するとドライ加工に対して良好な効果を示し,MQLによる切削抵抗の低減効果が切削速度と切屑形状に関連があるとの知見を得た.またSUS304,410,430にMQLを適用すると切削抵抗の低減が期待できない条件においても凝着やチッピング等の発生が抑制され、工具寿命が大幅に改善されることがわかった.さらに,SUS304については,工具への油剤供給位置の違いによる影響についても詳細な検討を行った.

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