ステンレス鋼SUS430およびSUS329J1の正面フライス切削 |
平成17年度 |
佃 昭,熱田俊文 |
| 本報では,前報1)2)3)に引き続き,ステンレス鋼の正面フライス加工時の被削性について検討を行った.また,MQL(Minimal Quantity Lubrication:極微量潤滑油供給方式)の適用についても検討を行った.実験には,フェライト系ステンレス鋼のSUS430(鍛造処理材)と二相合金系ステンレス鋼のSUS329J1を用い,前報までの結果と併せて今回の実験結果の検討を行った.その結果,SUS430については,焼鈍材では比較的易削材であったのに対し,鍛造材では,チッピングが頻発し難削性を示した.また,SUS329J1については著しい難削性を示し,この材料の被削性を前報までに試験を行った各種ステンレス鋼と比較すると,著しく劣っていた.これらの加工においてMQLを適用すると,加工条件によっては工具寿命が改善し,MQL加工による被削性改善効果を確認した. |
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