Aspergillus sojaeのエキソ-1,5-α-L-アラビナナーゼの精製と諸性質の検討 |
平成17年度 |
木村 功,大島久華,香川典子,木村義雄(香川大学農学部),田島茂行(香川大学農学部),何森 健(香川大学希少糖研究センター) |
| Aspergillus sojaeの液体培養液からエキソ-1,5-α-L-アラビナナーゼを電気泳動的に均一な標品として精製した.精製酵素標品の分子質量は,ドデシル硫酸ナトリウム-ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)によって41 kDa,ゲルろ過クロマトグラフィーによって43 kDaと決定された.本酵素の等電点は3.7であった.本エキソ-アラビナナーゼ活性は,カルボキシメチル(CM)-直鎖アラビナンに対し,50℃, pH5.0で作用させることで最大となった.活性はpH6.0から8.0,45℃まで安定であった.精製酵素標品の活性はAg+ (1 mM) 及びCr2+(1 mM)によって強く阻害され,SDS (5 mM)の添加により促進された.1,5-アラビナンに対するKm値は5.8 mg/mlとなった.本精製酵素標品のN末端アミノ酸25残基は,Penicillium chrysogenum のそれと69%という高い相同性を示した.精製酵素標品をビート由来の1,5-アラビナンに作用させた場合の主な生産物は,アラビノビオースであり,反応溶液中にアラビノースの遊離は認められなかった. |
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