香川県産業技術センター研究報告概要

マイクロ−メゾマシニング技術に関する研究

−レジン系微粒ダイヤモンド砥石による金属材料の鏡面研削加工−

平成18年度

佃  昭, 近藤祥人

 光学部品製造用微細金型,半導体製造装置部材,生体材料等の鏡面加工の確立を最終目的として,レジン系微粒ダイヤモンド砥石の試作・開発を行った.このダイヤモンド砥石を用いて,各種金属材料(合金工具鋼,ステンレス鋼,チタン合金)の鏡面研削試験を行い,供試材の材料特性と研削条件の関係について検討した.その結果,材料特性の違いにより最適加工条件が異なり,高硬度材である合金工具鋼の場合は,研削速度を高速に,また,比較的軟質な金属であるステンレス鋼の場合は,研削速度を低速に設定した方が表面粗さは小さくなった.一方,チタン合金の場合は鉄鋼材料と比較して鏡面研削は困難で,ダイヤモンド砥粒よりも材料との親和性が低いGC砥粒を用いる方が鏡面研削には有利であった.

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