香川県産業技術センター研究報告概要

麺の乾燥に伴う応力と割れの予測

平成18年度

稲津忠雄,岩崎賢一,古田 武(鳥取大学工学部生物応用工学科)

 麺(うどん)の収縮および力学物性変化を数学的にモデル化することにより,麺乾燥中の応力分布を計算し割れ発生の予測を試みた.麺の収縮係数は,水分含量変化に対して各寸法方向ともほぼ同じ値であったが,温度には依存しなかった.ヤング率,降伏応力および破壊応力は水分含量の指数関数として表された.乾燥に伴う応力分布変化は,有限要素法を用い,水分移動方程式と構成方程式を連立させることにより推算した.計算した応力分布は,急激な乾燥速度が大きな内部引張応力を引き起こすことを示した.本研究で用いたスキームは,長さ方向に沿った割れ形成の可能性を評価するのに有効であり,その予測は実際工場で発生する割れのパターンと一致した.

詳しい内容が必要な方はこちらまでご連絡ください。

食品研究所:087-881-3175

戻る

検索結果に戻るには、ブラウザの「戻る」ボタンでお戻り下さい。


Copyright 2005 Kagawa Prefectutal Industrial Technology Center.