香川県産業技術センター研究報告概要

オリーブ脱渋液の処理法に関する研究(第一報)

平成20年度

藤川 護,柴崎博行,藤澤浩子,八木利枝

 小豆島の特産物であるオリーブを用いた加工品「オリーブ新漬け」製造時の脱渋工程で排出される脱渋液が環境へ与える影響を調べるため,脱渋液のpH,化学的酸素要求量(COD),及び全窒素(T-N)の分析をおこなった.分析の結果,脱渋液は高pH,及び高CODを示し,環境への負荷が非常に大きいことが示唆された.そこで,環境への負荷の軽減を目的とし,活性炭処理によるCODの軽減を試みたが,その効果は小さかった.また,高いCODを示す原因を調査するため,脱渋液の各種ポリフェノール,有機酸,及び糖の含量を調べ,そのCOD値を分析した.その結果,脱渋液中でこれらの成分由来のCODは全体の20%程度であり,今回分析をおこなった成分以外に由来するCODが負荷の大半を占めることが明らかとなった.

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発酵食品研究所:0879-82-0034

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