香川県産業技術センター研究報告概要

キュポラの溶解条件と溶湯中のいおう含有量

昭和60年度

神高幸則、香川県銑鉄鋳物組合ビジョン現実化委員会

 近年、キュポラ溶湯による、球状黒鉛鋳鉄、CV鋳鉄、薄肉強靱鋳鉄などの製造が増加するにつれ、溶湯中のいおうの働きが見直されてきている。<br> 例えば、薄肉強靱鋳鉄の製造では溶湯中のいおうが有用であり、ある量のいおうが必要であることがわかってきた。<br> そこで、香川県銑鉄鋳物工業組合で昭和60年度に実施した、活路開拓ビジョン実現化事業で行った実験から、溶湯中のいおう含有量についてのみまとめたので報告する。<br> なお、実現化事業では、少ないコークス比で良質の溶湯を得るための小型高効率キュポラの開発を行い、各種の実験操業を行った。この事業による成果については、昭和60年度活路開拓ビジョン実現化事業報告書を参照されたい。

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