研究紹介

高齢者に配慮した自助具の実用化研究

生産技術部門 寒川広詞


 65歳を越える高齢者と呼ばれる人々は年々増加し、今後本格的な高齢化社会を迎えると予測されている。このような状況のなかで、日ごろ使っている高齢化社会対応汁椀に関しても使いづらさを感じる身体的機能の低下した者が多くなると考えられる。このようなことから、日常生活における不便を解消するため、高齢化社会対応汁椀のバリアフリー化を推進し、自立度の高い活動的で充実した生活を支援する環境を作り上げていくことは重要な課題となってきている。しかし、加齢により身体になんらかの機能低下を持った人達に適した汁椀は少なく、不満をもちつつ健常者と同じ物を使っているのが現状である。このような背景から、高齢化社会対応汁椀の分野においても、高齢者に配慮した自助具の開発と普及は不可欠と思われる。
 本開発では、加齢に伴い変化している高齢者の体型の変化に配慮した握り手形状を試作した。

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